CASE 07 食卓
ローカルフード
食卓からスタートした小豆島を取り巻く食のリサーチ。いくつかのケーススタディを参考にしながら地域と食の関係について考えていく。
制作
中野 隼(シェフ)
赤井 佑輔(グラフィック)
古くから貿易の要衝として繁栄してきた小豆島では、魚介類や各地から運ばれてくる食材に恵まれ、地元で生産する塩や醤油をつかっ た多くの加工食品が生まれてきた。そんな小豆島の食生活を取り巻く「食」の環境を調査しながら、小豆島の各ご家庭にご協力をいた だき、現在の食卓をレポートした。graf の考える「食」のケーススタディを、この島を支える「食」の現場から考えて蓄積していく。
小豆島の食卓に触れ、そこに並ぶさまざまな食材についてより深く知りたくなった。どういった人が、どういった場所で、どういった ものを作っているのか。「私たちが感じた小 豆島」を食で表現するために、小豆島で出会った農業や加工業などを営む方たちのところを訪れ、インタビューを行った。そこから見えてきたもの、感じたことなどから小豆島の食にまつわることを紐解いていきたい。
オリーブ / 幸崎誠司さん(井上誠耕園)
そうめん / 真砂淳さん(真砂喜之助製麺所)
塩 / 蒲敏樹さん・和美さん(波花堂)
レモン / 堤祐也さん(イズライフ)
野菜 / 今川早苗さん(コスモイン有機園)
たくさんの人たちとの出会いからうまれた、小豆島での素材をいかしたオリジナルグローサリー。ISLANDS GIFTと名付けたこれらは小豆島の恵みであり、お世話になった小豆島の皆さんへの私たちからの贈りもの。
無農薬オリーブの葉っぱをつかった体にやさしいお茶。
採れたての野菜を漬け込み、隠し味には醤油を使っている。
そうめんをつくるときにできる"ばち"を素揚げして砂糖を絡めたおやつ。
無添加で雑味のない、さっぱりとした味わいのシロップ。
小豆島産無農薬レモンでさわやかな酸味になったマヨネーズ
醤油を甘く煮詰めた、香ばしく懐かしい味。
小豆島で手作りされた塩に数種類のハーブをブレンド。
朝食やブランチにぴったりなパンメニュー。レモネーズのさわやかな味わいと旬のフルーツを使ったドリンクが気持ちの良い朝を演出してくれます。
醤油、おそうめん、オリーブ、小豆島の素材をしっかち堪能できるデザートメニュー。醤油キャラメルソースのほろ苦い甘さと醤油の香りやばちチップスの甘辛い味が楽しめる特性クレープ。
こだわりの調味料で味わうごはんメニュー。丁寧に手作りされた塩に数種類のハーブを合わせたハーブ塩とレモンの酸味で爽やかに仕上がったレモネーズをいつも使う調味料からこだわりの物に変えるだけで普段の食事が新鮮で楽しくなります。